魔女狩り
2012年 04月 10日
家にずっといた。
なので
明後日、日本から来る友人と会う予定のことを 考えていた。
数日前に、ダン(夫)と下見に行ったのだが
ダンは、
『んん。。。カンタベリー大聖堂しか見る所ないで。。』 なんか言って、
博物館や、古い建物を通っても、
『んん。。ま、古いだけで 別になんもないで。。』
とか、こんなコメントばかりだった。。
インターネットで調べてみたけど
日本的にはものすごく有名ではない場所のようで、
あまり情報を集められなかった。。
時間もあるし、
頑張って英語のサイトで探した。。
ほんなら
いろいろあるやないか~~~っ!!!!
その中のひとつ、
古い町並み、何も知らない私は ステキなデザインの建物やなぁ♪なんて考えながら
歩いていたところ。
16世紀 17世紀 。日本では 室町時代とか安土桃山時代あたり。
この場所は ステキな建物やなぁ~なんて歩くところやないやないか!!!
300年も続いた 狂気の【魔女狩り】 が行われていた場所だった。
【魔女】と呼ばれる人は本当にいた。(たまに男の場合も。)
農民のこんなお願いを聞いて 薬やわら人形などを作っていた人。
・「隣の家畜が畑を荒らして困ってる」
・「夫が長生きしすぎたのでどうにかしてくれ~」
・「好きな男の子が振り向いてくれる惚れ薬を作ってくれ~」。。。などなど。。
良い存在だった魔女が、悪者になったのは
キリスト教のせいだった。
魔女の「おまじない」はキリスト教的にみると「呪い」、魔女がよび出す「妖精」は「悪魔」となった。
魔女狩り。
魔女だと疑われると即処刑。
その方法はいろいろ。 火あぶりだったり。。天井に吊るし上げて床に叩きつけたり。。。
魔女だという噂がたつだけで。。。
それがたとえ、小さな子どもが 『あの人、魔女~~~。』って言っても。。それだけで証拠に。。
。。。そして、カンタベリーの上の写真にある場所では、
その魔女の処刑が行われていた。。。
(見えるかな?)川に突き出たイスが 魔女の『黒い椅子』。
魔女だと勝手に噂されて
捕らえられた人(ほぼ女性)が座らせられ、
川の中に沈められた。
それは、魔女かどうか 確かめるためである。
【魔女であれば沈めても死なないはずだ。】
・・・もちろん、そんな魔女なんていないので死んでしまう。。そこで やっぱり人間だった。と判断される・・・。
この頃 ヨーロッパで、コロンブスがどうやとか 有名な話はいろいろあるけど、
これ300年続いてましたんよ!!!
こんなに深い意味のある場所やのに。。。
私は何も教えられないまま 歩いてたんデスヨ。。。(怒)
1日では片付かない 膨大な歴史がる場所だということが たった今わかり
これからも少しづつ 調べてみようと思う。。汗
アホでした。。。汗
今日のマイ音楽 【第12弾】
・近頃、イギリスでは色々な場所で流れている流行音楽。
・毎日、耳にするので 馴染みの音楽になっています♪
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つたえはんへ。
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